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姪が結婚した。
寝坊して、式に間に合わなかった。
思えば、大学入試も寝坊した。
披露宴で、姪の同窓生がビルマ語で詩を読んだ。
母が「なにをくだらんことやっとんじゃ」と大声で言った。
兄嫁が豪華絢爛な着物姿に似つかわしくないズタ袋を持っていた。
「預けたら?」というと、私にウィンクして言った。
「中にタッパーが入ってるねん」
会食が始まった。
タッパーが私に回ってきた。
驚く私に兄嫁が「残ったもの全部洋子ちゃんが入れて。
私はほら、着物だから」と言った。
新婦の手紙の朗読のとき、母が
「あー、肩凝った。肩もめ」と私に大声で言った。
年々私には結婚式は遠い。
母も違った意味で、かなり、遠い。
っていうか、死にたい。
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