6月17日 女性車両

大阪の女性車両。
必ず、男性、が乗車し、座っている。
東京で聞くと、「あり得ない!」という返事。
だが、大阪では風物詩だ。
どの若い女性も注意しない。
慣れ、と、かかわりあいたくなさ。
そもそも女性車両にあえて乗るオトコ。もし凶暴だったら、を経験済みの女性たちが、女性車両に集まる。
とにかくオトコにかかわらない、かかわりたくない女性たちのための車両だから、女性全員であきらめる。
それをいいことに、ずーっとオトコは股開いたまま、どっかり座る。
駅でカートを押しながら入ってきた70代女性。
つかつかと、大股開きの腹の出たオトコに言う。
「ここは女性車両」
途端に、知ってたくせに、ずっとキョロキョロしつつ舐めて座り続けてたオトコが、気まずく車両を出る。
高齢女性は「それみたことか」と、得意げにそこに座る。
大股開きが席を立ったら、2人分くらい座れる。
得意げなその女性に拍手。
若い女性なら逆切れもあっただろう。
高齢女性にオトコが何かしたら、「私の出番だ」と、アドレナリンをあげていた私。
なぜ、そもそもチカン被害を恐れなくていい世代が女性車両にきたか。
着席型のカートを押す姿からわかる。
女性車両なら、「どうぞ」と、席をゆずってくれる。
「ここは女性車両」と叱られるまで、そのオトコは目の前の高齢女性に席を譲ろうとしなかった。
かっこいい70代だった。
社会は、腹立つことと、ワクワクすることと、両方出会える。
女性車両はたまらん。

遙洋子

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