6月24日 法事

法事は、逝った人のためにするのか。
残された人の思いでするのか。
法事をちゃんとしなきゃいけないものかどうか。。。
1時間のお経が終わり、しゅくしゅくとお坊さんが袈裟をたたむ。
すっかり法事の似合う世代の兄たちが、お坊さんと短い会話をする。
私も、する。
「お坊さん」
「はい」
「幽霊、見たことありますか?」
「ありません」
「お父さんも坊さんですね」
「はい。そーです」
「お父さんは、幽霊見たことある、言うてましたか?」
「見たことない、いうてました」
もし、法事しなきゃ、成仏できないなら、幽霊もいるはずだ。
成仏してもらうために、お経する。
そのプロが、幽霊を見たことない、という。
なら、霊なんか、いないということじゃないのか。
「霊はいない、というのか私どもの宗教で言われております」とお坊さん。
「ほんなら・・・」と言いかけた。
「もうやめとけ」と兄が止める。
いったい自分が今やっていることは、なんなのか。
なんの意味があるのか。
ほーじ。
親を弔う、という名目で、男たちが酒飲んで騒ぐ日。
弔うはずの霊は、いない日。
それが、ほーじ。

遙洋子

遙洋子

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