2011年 3月○日 地震の時、

それはバレエのレッスン中に起きた。
バーに足をあげ、うんうん唸りながら天井を見上げていたら、エアコンの配管が揺れている。
直後、「関東で大きな地震だぁ!」という叫びがスタジオに響き渡った。
レッスン後、東京に行く予定だったが、
「やめとき」
という声のあまりの多さに様子を見ることにした。
まさしくその瞬間、たくさんの命が奪われていた時間だった。
とんでもなくフツーの穏やかな時の流れの中に、災害は突然やってきた。
それでも東京の友人から「今度いつ会う?」てなメールが届いており、
「じゃ、○○日ね!」とかいう返事を送る。
「地震大丈夫?」なんて書きもしなかった。
現地ではないと、ここまで鈍い。
”人は鈍い”を、自分で感じるときほど落ち込むことはない。

遙洋子

遙洋子

現在の仕事

 

 

アーカイブ

最近のコメント

top