中野

中野っちゅーとこは、昔、住んだこともあるけど、やっぱすごいな。
昔っちゅーことは、「住みにくかった」というわけで・・・。
どう住みにくかったかというと、住宅ばっかしで、店がない。
・・・かと思うと、唐突に、金物屋だけがポツリとあったりする。
久し振りに中野行ったけど、まず、パーキングがない。
曲芸か、という技術を必要とする一角にパーキングがあったりする。
やはり、だれも止めていない。
っていうか、止められない。
友達の家の「ここ車止められるの」という場所に止めた。
うそ!というほどのちっちゃな敷地。
これを、中野止め、と呼ぶ。
ふつうに「まだ5センチ、横に寄れるよ」が、駐車時の会話。
頼むから、のびのび止めさせてくれっ、という願いは、中野区では幻想。
その変わり、中野止めが出来たら、世界中、どこでも、半畳あれば車が止められる技術が身に付く。
蚊が多い。
雨あがりだ。
唐突に薬局があるが、予想どおり、虫よけスプレーという普通、ドラッグストアにおいているものはない。
「虫よけ濡れティッシュなら、一個だけ、あります」
・・・虫よけ濡れティッシュ!?
一個?
それ探すほうが難しいわ。
で、なんで、突然、お茶碗屋があるん?
それ探すほうが難しい。
友達に聞く。
「ここ、住みにくくないの?スーパーは?」
「ないね。かなり遠くに行かないと」
「駅は?」
「歩いて15分」
「遠っ・・・。コンビニは?」
「コンビニ自体が、ないよ。このエリアには」
スーパーも、コンビニもなく、茶碗屋だけがある。
大阪では考えられない街づくり。
そういえば、私が住んだ中野も、コンビニも喫茶もないのに、乾物屋だけはあった。
大阪はいいな。
町内会ごとに喫茶店がある。
スーパーは、競い合う2店舗がある。
コンビニは、道挟んでライバル店が2個ある。
とにかく常に、競い合う。
駐車場だらけ。
でもよーく値段見ないと、コインパーキングとは名ばかりの、ぼったくりパーキングがある。
・・・これ、大阪取り。
地元の人間はひっかからない。
100円でも安いパーキングを知っている。
他から来た人間をひっかけるために、ぼったくりパーキングがある。
中野止めと、大阪取り。
さあ、どっちが怖いか。
そりゃ、大阪やろ。ヘタしたらお金取られる。
中野は、高度技術が必要なだけ。
ただ、・・・住むには力がいる。
天満市場の屋上に住みたい、と、願う私には、とうてい住めそうにない。

遙洋子

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