しかしなんやね

コラムを連載するっちゅーのは、なかなかデリケートなもんやね。
まず、前日寝る前から、思う。
「明日はコラム締切日だ」
つまり締切ぎりぎりまで書かない。
朝、起きたら、っていうか、起きてもなお、思う。
「なんか、書くことあるかなぁ」
ご飯食べて、数本メールの返事し、数本電話し、デスクに改めて向き合う。
ワードソフトを立ち上げる。
白紙のワードが広がる。
・・・で、思う。
「なんか、書くことあるかなぁ」
カーテンで日差しを調節し、パソコンを見やすくする。
あれやこれやしながら、思う。
「そや。エステ、予約しよ」
急にエンジン入る。
「エステまでに書いて仕上げなきゃ。なぜなら、エステいくから」
一気に原稿用紙10枚ほどを書き上げ、提出。
不思議だ。
なーんも、何ひとつ頭の中に書くことがなかったのに、スイッチが入ると、最後まで書きあがる。
いっつも、そんなふうに書いている。
ほぼ紫外線筒抜け日傘をさして、エステに行く。
その時にはもう、午後のおやつのことを考えている。
エステ中は、もう、晩御飯のことを考えている。
スーパー寄った。
スイカをかごに入れた。
レジのお姉さんが言う。
「今日は、スイカ安いからな」
「うん。安い」
カラムーチョはまだ部屋に3個ある。
もう風呂上りに何食べるか決めている。
スイカ。
そして、99%、カラムーチョ食べる。
風呂入った。
・・・カラムーチョ食べた。
「カラムーチョがやめられへんねん・・・」と友達に相談する。
「洋子ちゃん、昔は、さやえんどうスナックがやめられへんねん、言うて悩んでたで」
・・・そうかっ!
いつか、止めるんだ。
今、止められないだけで。
あきるまで食べてやる。
カラムーチョを、さやえんどうスナックのように、過去のものにしてやる。
友人は必要だ。
過去の自分を覚えてくれている。
そういう友人は昔、満月ポンがやめられなかった。
友達の過去も、私が覚えている。
私には、満月ポンの、どこがいいのかわからない。
お菓子と、彼氏、って似ている。
友人同士互いに、「なんでそんなスナック菓子に」と「なんでそんな男に」と、思ってる。
・・・で、結局、いずれどっちも卒業する。
はっはっはー、や。

遙洋子

遙洋子

現在の仕事

 

 

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    『バイキング』(火曜日準レギュラー12時から)
  • 日経ビジネスオンライン
    (各週の金曜掲載)
    『遙なるコンシェルジュ・男の悩み 女の嘆き』
  • 関西テレビ
    『胸いっぱいサミット』(土曜日12時から)
  • 関西テレビ『ピーチケパーチケ』
    不定期

 

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